バックアップ

最終更新日:2026年7月15日

CrySPYはシンプルなバックアップ機能を備えている. バックアップの対象は以下のファイルおよびディレクトリである.

  • cryspy.in
  • cryspy.stat
  • log_cryspy
  • err_cryspy
  • debug_cryspy
  • cryspy_interactive.ipynb
  • calc_in/
  • data/

work/以下はバックアップに含まれていないので注意.

  • (v1.5.0以降) バックアップディレクトリ名に進行番号と単位が付加される.手動バックアップの場合は,さらにmanualが付加される.また,backup_intervalで自動バックアップの間隔を指定できる.
  • (v1.1.0以降) 上記ファイルおよびディレクトリが,日付と時間で名前づけられたディレクトリにコピーされる.以前のバックアップは自動的には削除されない.
  • (v1.0.0) バックアップは1世代分のみであり,それより古いものは削除される.

バックアップディレクトリ名(v1.5.0以降)

v1.5.0以降では,バックアップディレクトリ名にバックアップ時点の進行番号と単位が付加される. バックアップはbackup/以下に保存される. バックアップディレクトリ名は日時を先頭にし,以下の形式とする.

  • 自動バックアップ:YYYYMMDD_HHMMSS_<進行番号>_<単位>
  • 手動バックアップ:YYYYMMDD_HHMMSS_manual_<進行番号>_<単位>

進行単位は以下のとおり.

  • RS:struc
    • 進行番号は結果登録済みの構造数
  • BO,LAQA:select
    • 進行番号は現在のselection番号
  • EA,EA-vc:gen
    • 進行番号は現在のgeneration番号

ディレクトリ名の例を以下に示す.

  • EAの第5世代完了時の自動バックアップ:backup/20260715_143052_5_gen/
  • BOの第3 selection完了時の自動バックアップ:backup/20260715_143052_3_select/
  • EAの第5世代での手動バックアップ:backup/20260715_154210_manual_5_gen/
  • BOの第3 selectionでの手動バックアップ:backup/20260715_154210_manual_3_select/
  • RSで100構造の結果登録後に行った手動バックアップ:backup/20260715_154210_manual_100_struc/

初期化前など,進行番号と進行単位を取得できない状態で手動バックアップした場合は,YYYYMMDD_HHMMSS_manualとする.

自動バックアップ

v1.5.0以降では,cryspy.inの[option]セクションにbackup_intervalを記述することで,自動バックアップの間隔を指定できる.

例えば,自動バックアップの間隔を5にする場合は次のように記述する.

[option]
backup_interval = 5

backup_intervalに指定できる値は以下のとおり.

  • 0:自動バックアップしない
  • 正数:指定した間隔で自動バックアップする

アルゴリズムごとのデフォルト値と間隔の単位は以下のとおり.

  • RS
    • デフォルトは0
    • backup_intervalによる自動バックアップは行わない
    • tot_strucで計算を区切り,完了後に手動でバックアップする
  • BO,LAQA
    • デフォルトは1
    • selection単位で自動バックアップする
    • 次のselectionに移る直前に自動バックアップする
  • EA,EA-vc
    • デフォルトは1
    • generation単位で自動バックアップする
    • 次世代構造を生成する直前に自動バックアップする

構造を追加する場合は,backup_intervalによる定期バックアップとは別に,構造追加前のバックアップを行う.

手動バックアップ

手動バックアップを行う場合は,-bまたは--backupオプションをつけてcryspyを実行する.

cryspy -b

このコマンドは通常の計算処理を行わず,バックアップのみを実行する.