CrySPYのサブセクション

CrySPY 1.3.0 or later

CrySPY

pip

pip install csp-cryspy

PyPIではcryspyではなく,csp-cryspyという名前なので注意. pipでインストールすると,実行スクリプトのcryspyが自動的にPATHが通ったところにインストールされる. 下記コマンドでチェックできる.

which cryspy

編集可能モード

CrySPYのソースコードを編集したい時は,pipの編集可能モード(-e オプション)を使うのが便利.

git clone https://github.com/Tomoki-YAMASHITA/CrySPY.git
pip install -e ./CrySPY

git cloneの代わりに,release pageから圧縮ファイルをダウンロードしてもよい.

PHYSBO and DScribe (option)

ベイズ最適化を使う場合は, PHYSBODScribeが必要.

pip3 install physbo dscribe
情報

cal_fingerprint program and COMBO are obsolete.

CrySPY 1.0.0 -- 1.2.5

CrySPY

pip

CrySPY 1.0.0以降はpipを使ってインストール可能になった.

pip install csp-cryspy

pipでインストールすると,実行スクリプトのcryspyが自動的にPATHが通ったところにインストールされる. 下記コマンドでチェックできる.

which cryspy

編集可能モード

CrySPYのソースコードを編集したい時は,pipの編集可能モード(-e オプション)を使うのが便利.

git clone https://github.com/Tomoki-YAMASHITA/CrySPY.git
pip install -e ./CrySPY

git cloneの代わりに,release pageから圧縮ファイルをダウンロードしてもよい.

cal_fingerprint (optional)

cal_fingerprintプログラムは構造記述子を計算するためのもので,アルゴリズにベイズ最適化を使う場合は必須. CrySPY 1.0.0からはcal_fingerprintプログラムはCrySPY utilityに含まれている. コンパイルについてはこちらを参照:Instllation/CrySPY_utility/Compile cal_fingerprint

実行ファイルcal_fingerprintをPATHが通ったところに置く,もしくは下記のようにcryspy.inで実行ファイルのpathを指定する.

[BO]
fppath = /xxx/xxx/xxx/cal_fingerprint

Arm64 on MacOS (without Rosseta 2)

情報

PyXtalではversion 0.6.3からpyshtoolsが必須ではなくなったので,最近のバージョンのpyxtalを使う場合は以下に書いてあることは無視して良い

  1. miniforge3をインストール(homebrew pythonでpyshtoolsをインストールする方法が今のところ不明)
  2. condaでpymatgen,pyshtoolsをインストール(最近のバージョンのpyshtoolsはconda-forgeからインストール可能になった)
conda install pymatgen
conda install pyshtools
  1. CrySPYをインストール
pip3 install csp-cryspy

CrySPY 0.10.3 or earlier

CrySPYのインストールはシンプルで,ダウンロードするだけで良い.

ダウンロード

CrySPYは任意の場所に置いて良い.ここでは例として~/CrySPY_root/CrySPY-x.x.x (x.x.x はバージョン番号)にダウンロードすることにする. gitコマンドを使うか,リリースページから圧縮ファイルをダウンロードする.

Git

mkdir ~/CrySPY_root
cd ~/CrySPY_root
git clone https://github.com/Tomoki-YAMASHITA/CrySPY.git CrySPY-x.x.x

zip or tar.gz file

zip または tar.gz ファイルをここからダウンロードする. GitHub release .
ダウンロードして展開したソースを~/CrySPY_root/CrySPY-x.x.xに置く.

ディレクトリ構成

~/CrySPY_root/CrySPY-x.x.x/のディレクトリ構成:

CrySPY-x.x.x
├── CHANGELOG.md
├── CrySPY/
│   ├── BO/
│   ├── EA/
│   ├── IO/
│   ├── LAQA/
│   ├── RS/
│   ├── __init__.py
│   ├── calc_dscrpt/
│   ├── f-fingerprint/
│   ├── find_wy/
│   ├── gen_struc/
│   ├── interface/
│   ├── job/
│   └── start/
│   └── utility.py
├── LICENSE
├── README.md
├── cryspy.py
├── docs/
├── example/
└── utility/
情報

cryspy.pyがメインスクリプト.

セットアップ (オプション)

find_wy (オプション)

find_wyを使う時は,find_wyの実行ファイルを(例えば)~/CrySPY_root/CrySPY-x.x.x/CrySPY/find_wy/以下に置く必要がある. つまり~/CrySPY_root/CrySPY-x.x.x/CrySPY/find_wy/find_wy.

cd ~/CrySPY_root/CrySPY-x.x.x/CrySPY/find_wy
cp ~/local/find_wy/find_wy .

cal_fingerprintのコンパイル (オプション)

ベイズ最適化を使う場合は,構造の記述子を計算するためのプログラムであるcal_fingerpirntをコンパイルする必要がある.

cd ~/CrySPY_root/x.x.x/CrySPY/f-fingerprint
emacs Makefile
make

cal_fingerprintの実行ファイルが例えば~/CrySPY_root/x.x.x/CrySPY/f-fingerprint/以下にあるようにする. コンパイルすれば自動的にそうなるはず.